展示ブース:北館1F 29

山本光学株式会社ヤマモトコウガク

主要製品

スキー・スノーボードゴーグル

スイミングゴーグル

産業用・呼吸用保護具

代表取締役社長

山本 直之

事業内容

山本光学(株) は「目の安全」をコンセプトとし、レーザー遮光眼鏡などの産業用安全眼鏡や各種保護具をはじめ、「SWANS」ブランドのスポーツゴーグルやサングラスなど、常に新しいマーケットを創造してまいりました。

製品・技術の紹介

プラスチック製光学レンズ フィルターの設計製造技術

ハードコート加工・くもり止め加工

世界で初めてフィルムとポリカボネートを融着し一体成型する技術(フィルム・インサート・テクノロジー)を開発。

レンズとしては超軽量であり耐衝撃性はガラスの約10倍の強度をもち、耐摩傷性の高い光学的にも優れた歪みのない高精度レンズを採用したスポーツグラスとしてフィッシング、ゴルフ、野球、マラソン等専用グラスをスキー・スイミングゴーグルとともに『SWANS』ブランドで展開。

また防塵・遮光眼鏡とともに、光の波長をコントロールするプラスチックフィルターの製造技術を活用し、各種レーザフィルターを手がけ、ラインナップ、技術力は世界でもトップクラスを誇っている。

眼の保護だけでなく呼吸用保護具も簡易マスクから防塵・防毒マスク・電動ファン付呼吸保護具までこれら様々な製品を『YAMAMOTO』ブランドとして開発している。

TBR-FAN SYSTEM

スノーリゾートでくもりによる不愉快な思いをしなかった人は限りなくゼロに近い。

ゴーグルと曇りの関係、それは永遠に続く大きなテーマである。

「SWANS」はこの問題に真摯に取り組みその答えの一つとしてTBRシステムを新たに開発。このシステムは雪水の侵入をカットするフレーム上部のシェルの中に超小型電動ファンが搭載されており、グローブを着用したままでも操作が簡単なワンタッチスイッチで、フレーム内部の曇りの原因となる湿気を効率的に換気することができる。

またファンにより吐き出された湿気に替わる新鮮な外気を、フレーム前面に設けた大型エアーインテークより取り入れることが出来る。

電動ファンを搭載した世界で唯一のオンリーワン製品。
グッドデザイン賞受賞。

SWANS SPORTS GLASSES

スワンズスポーツグラスは、宇宙ヘルメットにも使われているガラスの約10倍の耐衝撃性を持つポリカボネートレンズを使用。低温から高温まで過酷な温度環境でもその性能は変わらない。さらに世界で初めてフィルムと融着し一体成型する技術により、超軽量でありながら耐衝撃性・耐擦傷性の高い光学的にも優れた歪みのない高精度レンズである。

FUNCTION
•紫外線(UVA・UVB・UVC)を共に99.9%カット。
•偏光レンズ機能により光線の乱反射によるギラツキを抑える。
•撥水機能で水滴を瞬間に散らし、悪天候や汗にも対応しクリアな視界を確保。
•球面カーブレンズにより顔面形状に沿うカーブとシェイプは風の抵抗やレンズ内への風の巻き込みを無くし、サイドからの光の侵入を防ぐ。

働く人々の安全と健康、より良い環境を目指して

フェイスシールドグラス

わずか26g!超軽量フェイスシールドグラス YF-800L

●飛沫感染対策に!「MADE in JAPAN」の眼鏡型フェイスシールドグラス
医療や製造現場で働く人々に、「ズレない」「軽い」「かけやすい」製品を!

1)眼鏡の上からも装着可能な「オーバーグラスタイプ」:自分の眼鏡の上からでも使用できます!
2)くもり止め加工「シールドレンズ」:マスクをしていてもレンズが曇りにくい!
3)顔幅を選ばない「フレキシブルフレーム」:女性から男性まで多くの方にジャストフィット!
4)ワンタッチ取替えシールドレンズ:留め具を持ち上げて簡単にシールド取替えできます!

ゴーグル

ゴーグル(無気孔) YG-5601

●感染対策・粉じん用
通気孔のない無気孔モデルで大型眼鏡の併用可能です!

1)無気孔タイプ:フレームに通気口がなく、感染対策や外部からの細かな粉じんなどの侵入を防止。
2)大型めがね併用可能:ご使用の大型めがねの上からでも装着可能。
3)レンズは2種類からチョイス! 
  ①PET-AF (両面ハードコート&くもり止め)
  ②AP (外側ハードコート+内側くもり止め)

キーワード

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一流選手御用達スポーツ用グラス

光を自在にコントロールしスポーツ向けレンズで国内トップシェア

山本光学は明治44年創業、近く、創業100周年を迎える老舗企業だ。 当初は炭鉱現場等で使用する産業眼鏡製品を取り扱っていたが、戦争で工場が全焼。戦後は航空用、スポーツ用ゴーグル等、ニッチな分野に技術を特化し、一気に復活を遂げた。現在ではフィッシング、スキー、オートバイ、ゴルフ向け等のゴーグル・サングラスで国内トップシェアを誇っている。

同社の核となる技術は「光のコントロール」。「レンズで光をコントロールするには、素材選びから表面加工まで様々な技術が求められます」と山本直之常務は言う。
例えば釣り場では、従来のサングラスでは、水面のギラつきにより魚が見えなくなってしまう。しかし、ギラつきの原因となる、眩しい反射光のみを吸収する偏光レンズを使用すると、水面のギラつきがなくなり、魚は見えるのだ。
また半導体工場等で利用されるレーザー装置は、直視すると目を傷めてしまう。同社はレンズにレーザー光線の特定波長をカットする特殊材料を組み込み、レーザー光線を完全に遮断し目を保護するレンズも開発している。
世界的なブランドとして知られる同社のスポーツ用ゴーグル・サングラス「SWANS」は、マラソンの有森裕子選手、ゴルフの石川遼選手、プロ野球の谷佳知選手等、各分野のトッププロスポーツ選手が採用する等評価は高い。それらトップ選手の要求に対応し性能を上げ続けている同社は、40年前から世界にも進出。冬季オリンピック・男子アルペンスキー競技で金メダルを獲得した、オーモット選手に提供し、ブランド認知拡大を図ってきた。
また本社近くと東京(予定)にはアンテナショップ「スワンズ・コミュニケーションセンター」をオープン。山本常務は「実際にお客さんに目で見て触ってもらうことで、納得してい ただけると確信している」と話す。

「安全文化の創造」を目指す

100年近くにおよぶ同社の歴史は、レンズに使う素材の変遷の歴史とも重なる。まずガラスからプラスチックに変わり、そして現在では強度と軽さを兼ね備えたポリカーボネートを主な素材に使用している。対象とする分野も時代とともに変化してきたが、最近では健康分野に注目しており、医療・福祉用の商品開発を検討しているという。
同社では、創業100周年を迎えるにあたり、「Protecting For You(安全文化の創造)」を企業メッセージに据えた。これをもとに、防塵マスクや防護具等の開発にも着手。山本常務は、「我々はスポーツならスポーツ、産業用なら産業用とマーケットを完全に絞り込んでいる。その中でさらに機能を特化し、自分たちの強みを活かしているから生き残れるのです」と語る。確固たる信念と技術力で、同社はさらに歴史を積み上げていく。

主な事業内容

スポーツ用品・眼鏡・サングラス・光学機器・產業用保護具の製造・販売 等

企業概要

企業名
山本光学株式会社
住所
〒577-0056 大阪府東大阪市長堂3-25-8
代表者
山本 直之
創業年/設立年
1911年 / 1935年
電話番号
06-6783-0232
FAX番号
06-6781-7320
企業HP

企業(http://www.yamamoto-kogaku.co.jp/

超軽量フェイスシールドグラス 専用ページ(https://www.yamamoto-kogaku.co.jp/safety/faceshieldglass/

社長インタビュー記事(https://www.m-osaka.com/jp/special/000090.html

資本金
230,886,000円
受賞歴
匠by繁盛大阪フロンティア賞(平成15年度)
元気なモノ作り中小企業300社(平成18年度)

特許取得、意匠権、ISO9001認証取得、環境保護製品