展示ブース:北館2F 83,84

株式会社フセラシフセラシ

主要製品

自動車用圧造・鍛造部品、精密ナット

ハイブリッド・電気自動車コネクタ部品

建築・橋梁部品

代表取締役社長

嶋田 守

事業内容

(株)フセラシは精密ナットの分野では、自動車関連を中心に1万種類に及び、年産29億個を製造しています。熱間・温間・冷間の3タイプの圧造技術をはじめ仕上成型を行なう特殊技術を保有し、多彩な生産技術・設備の組み合わせで多品種を効率的に大量生産できる体制を備えています。

製品・技術の紹介

パーツが造る、人と地球の未来

機能を支え、価値を生み出す、フセラシのパーツ。

精密圧造パーツ

1933年の創業以来、株式会社フセラシは、お客様のさまざまなニーズにお応えすべく、圧造技術を活かして多くの部品を造り続けてきました。

そして21世紀を迎えた今、フセラシに求められるものがハードからソフトへと、大きく変わってきました。

地球環境の保全、ITの発展、都市機能の高度化など、新しいテーマへの取組みに歩調をあわせて、機能を支えるパーツから、価値を生み出すパーツへと変化、仕事の領域も部品製造業から総合パーツメーカーへと、より高度に、複雑にと拡がりを見せています。

-----未来に繋がるパーツ造りへ

これからもフセラシは「地球にやさしい先端技術」で社会に貢献していきたいと考えています。

その情報技術は、ミクロの精度に支えられている

フセラシは、携帯電話のバッテリー部分に使われるピンやチューブといったマイクロ部品を造っています。

切削では不可能だった細部の加工を、ミクロの精度を保ち大量生産を実現。これによりフセラシのマイクロ部品は、国内メーカーだけでなく世界のメーカーにも認められ、採用されています。

この技術により大幅なコストダウンとコンパクト化が進み、普及に勢いがついたのは言うまでも有りません。

マイクロ部品は21世紀のフセラシの一翼を担う分野として、携帯電話だけでなく、情報機器、映像機器、AV機器などの部品としてIT分野で幅広く使われています。

地球環境を考えない開発はもはやあり得ない

地球温暖化の原因となるCO2の削減の取り組みのひとつが、HEV(ハイブリッド・エナジー・ビーグル=ハイブリッドカー)の実用化です。世界各国で既に走り出しているこのHEVの中枢を担う、電池に使われているのが、フセラシのHEV用パーツなのです。

フセラシでは、このHEV用パーツを冷間圧造、冷間鍛造などの技術を活用して開発し、現在は更なる合理化、高性能化に対応できるように形状・素材等についてお客様と検討を重ねると同時に、本格的な量産に向けてコストメリットを検証。将来開発される「ゼロエミッションビーグル」(環境への負担を限りなくゼロに近づけた車)への対応を目指して研究を続けています。

フセラシの技術が使われた電池は、鉛バッテリーの代替品として、また充電式自転車、コードレス掃除機、電動工具など、私たちの暮らしや環境を改善するため幅広く役立っています。

都市の安全性は先進の圧造技術に守られている

都市を構成する建築物や構造物に求められるもののなかで、いちばん重要な要素が安全性と施工性ではないでしょうか。

特にRC建築で使われる鉄骨と梁などの接合は、片側からしか施工できないことから、高い安全性と施工性が求められているにもかかわらず、これまで溶接でしか加工できませんでした。 しかし溶接は熟練した技術が必要なうえ仕上がりにバラツキがあることから、X線検査をしなければならないなど非効率的でした。

フセラシはそんな課題を解消するため、ワンサイドボルトとしてより確立された技術で、経験の浅い人でも高力ボルトによる片側からの締結施工を可能にしました。

その結果、接合部の耐震性向上、施工コストの低減、工期の短縮、省力化など多くのメリットが生まれ、現在では建物の構造部だけでなく、高い安全性と施工性という相反する要素を兼ね備えた接合技術として、橋梁の補強や高速道路の側壁落下防止といった、都市のインフラに関わる部分でも多く採用されています。

企業概要

企業名
株式会社フセラシ
住所
〒577-0053 大阪府東大阪市高井田11-74
代表者
嶋田 守
創業年/設立年
1933年 / 1943年
電話番号
06-6789-7121
FAX番号
06-6781-1734
企業HP

http://www.fuserashi.com/

資本金
300,300,000円

ISO9001認証取得、ISO14001認証取得、ISO/TS16949認証取得