展示ブース:北館2F 102

株式会社西村製作所ニシムラセイサクショ

主要製品

SABA加工、超ナイロン加工

精密板金加工、樹脂・金属・ギアの精密切削加工

精密YAG溶接加工

代表取締役

幾留 秀樹

事業内容

(株)西村製作所は、豊富な最新鋭加工機群を活用したSABA加工や超ナイロン加工など高精度の板金技術・精密切削技術により、金属・樹脂(ギア含む)などの加工課題を解決しています。歪の少ないファイバーレーザーやYAG溶接による微細加工から、1,000トンプレスによる大物高精度試作プレスにより、広範囲な試作部品加工が可能です。また、精密試作のお困りごともどこよりも早く解決し、スピーディーな開発のお手伝いをさせて頂きます。

製品・技術の紹介

SABA加工、超ナイロン加工などの高精度切削加工

アンテナを張り巡らし、「Trend Setter」を目指します!

SABA加工

●SABA加工
業界初!!切削加工が進化! マシン加工のみでこの鏡面・・・

(特徴)
・平面研磨でできない加工が可能。また平面研磨より、速い・安い。きれい。
・アルミの実測値例: Ra 0.062, Sa 0.0043
・ワークサイズ:X500 x Y400
・段落ち部分の加工も可能

超ナイロン加工

●超ナイロン加工
ナイロン加工の限界を超える鏡面加工!マシン加工でナイロンが、つるっつるに!!

(特徴)
・ナイロン樹脂でバリなし加工
・金型レスで成型品相当の仕上がり
・短納期、コストダウン、試作から小ロット対応でき、効果大
・実測値:Sa 0.04~0.11

ファイバーレーザーとYAG溶接

High Technologyで、ニーズに応えます。

微細レーザー加工【馬】

●微細レーザー加工
-t 0.2のSUS材をファイバーレーザー加工した銘板。
最小幅は0.1という微細加工です。

異素材溶接加工(リン青銅0.3t+SUS 0.3t)

●異素材溶接加工
-YAG溶接による加工対象は多岐。 SUS、アルミはもちろん銅、チタンの微細溶接も可能です。
-SUS、銅、アルミ等の、異素材同志の突合せ溶接も可能です。

積層金型による大物高精度絞り加工・高精度精密板金加工

1,000トンプレス活用の独自金型技術により、短納期の高精度加工が可能!

高精度大物絞り加工(1200×1200サイズ)

●高精度大物絞り加工
-関西に初登場の西村製作所オリジナル1,000トンプレス。
-独自ノウハウを駆使した簡易積層金型を活用し、高精度の大物絞り試作加工が可能です。イニシャルコスト抑制方式であり、要望されるQCDに対応します。

高精度の精密曲げ加工

●高精度の精密曲げ加工
長年の経験による熟練加工と、ものづくりに不可欠な柔軟な発想のコラボ。高難易度の曲げ加工も可能にしました。

キーワード

#精密試作板金 #金属切削加工 #樹脂切削加工 #YAG溶接 #SABA加工 #異素材溶接 #アクリル鏡面加工 #超ナイロン加工 #板金リフォーム #ギア加工 #平面研磨

新製品開発に欠かせない試作品を手がける技術者集団

業務内容:一貫した製品作りで、業内短納期を実現

同社は電子・通信機器の精密加工部品の試 作品を手がけており、精密板金加工や、樹脂 切削加工、金属切削加工を強みとする。事業 の柱である板金加工は、レーザー加工・絞り 加工・曲げ加工・溶接加工までの一貫生産。
取引先の大手メーカーからの受注が多いも のの、1個からの小ロットでの試作も対応す るため、幅広い業種の要望に応える。
発信機 を2台使って材料や板厚の違いなどで使い分 けるファイバーレーザーや、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)溶接といった最新鋭の設備と、6名の職人ともいえる技術者たちが、加工が難しい形状や課題も短納期で高品質に仕上げる。

強み:技術者同士の連携力により、高精度な試作品を作る

精密加工部品を製造するにあたり、多額の コストや納期がかかる金型は、独自開発の簡易金型で対応し、コストを削減する。
同社の強みである短納期で高品質な試作品づくりに 欠かせないのは、技術力と技術者間の連携だ。 技術者は長年の経験と勘で、難関な設計図や加工対象物を見ると最適な加工手順を瞬時に導き、短時間で加工に取り掛かる。加えて、 自分の工程だけではなく各工程の基礎技能を 有しているため連携力が高い。
技術者それぞれが受注から完成までの各工 程間での状況に対応できることが同社の強み のベースとなっている。

人材育成:担い手確保・ 人育技術者育成のために

「将来を考えると職人の技術継承が重要なテーマ」と幾田秀樹社長は話す。高度な技術人材を持つ同社だが、引き継ぎ手がいな ければせっかくの技術も途絶えてしまうため、人材確保や人材育成に力を入れている。
しかし職人の技術はデータ化できるものが 少なく、経験則や感覚で身に付けるものが ほとんどだ。 ・同社では、技術者の横に技術研修生を配 置。技術力を間近で見てもらうことで、データ化できない職人の技を伝承する。
職人の勘とコツを体で覚えてもらい、同社の未来 を担う技術人材の育成を進めている。

今後の展望:次世代に向け、新分野に挑戦

医療分野をはじめとした異業種にも視野を広げ、幅広い分野での顧客獲得を狙う。医療分野は、厳しい安全基準や品質 基準が求められるため進出は容易ではない。
継続した設備投資や、技術力の向上 に取り組む。難材加工などの技術習得も 計画しており、新分野の開拓に向けて果 敢に挑戦している。
「次世代に向けて労働生産性の向上は不可欠なことから、同社は高付加価値商品を製造するため、人材育成にも取り組む。 さらに、IoT(モノのインターネット) 機器の導入も検討するなど、短納期で高品質な試作品作りに余念がない。

当社の歴史

昭和41年の創業から50年、精密加工部品の試作品加工業として展開してきました。技術者26名による高い技術の板金加工が特徴で、高品質・短納期の試作部品作りを強みとしています。今後は医療分野や航空機など異業種へも参入に挑戦して、営業力の向上と、さらなる技術力の向上を目指します。

主な事業内容

事務機等の精密試作板金、 樹脂・金属の切削加工

主な取引先(納入先)

キヤノン(株)など

企業概要

企業名
株式会社西村製作所
住所
〒547-0001 大阪府大阪市平野区加美北9-11-8
代表者
幾留 秀樹
創業年/設立年
1966年 / 1992年
電話番号
06-6794-8223
FAX番号
06-6794-8224
企業HP

http://nishimura-seisakusyo.jp

資本金
50,000,000円
受賞歴
大阪ものづくり優良企業賞(平成28年度)

2006年 第18回優秀板金製品技能フェア【技能賞】受賞