事業内容
昭和24年の創業以来、銅合金鋳物の鋳造にはじまり、現在では機械加工、組立検査に至るまで自社一貫生産しております。主力製品である舶用・陸用バルブや水面計はロイド船級協会・DNV船級協会の認定工場を取得しており、ISO 9001、ISO 14001の認証も取得した鋳物業界で数少ない企業です。
製品・技術の紹介
青銅鋳造から機械加工・組立・検査まで
「もっと良い製品」をモットーに青銅鋳物
共栄合金鋳造㈱では、創業以来優れた耐蝕性・耐圧性を持つ青銅鋳物(砲金)を製造しています。
炎と格闘しながら妥協を許さない職人の技術と、こだわりのモノづくりで「もっと良い製品」を提供しています。
造形所で型と枠を使い、手や道具で生砂をつめて型をとる「型込め」。砂の状態を目と肌で感じ、砂の詰まり具合や抜型の精度に鋳物師の技が冴える。【これが鋳造の原点!】
⇒ 溶解炉で1200度まで熱く溶かした金属を鋳型に流し込む「注湯」。材料が冷えて固まったら、「型ばらし」して砂型を壊して鋳物の取り出し。
⇒ 製品に無数の鋼球を当てるショットブラストをかけ、付着した砂を除去して表面を研磨。
⇒ 製品に残ったバリや不要な部分を切断し、仕上げ工程へ。
⇒ CNC旋盤、マシニングセンタ、汎用旋盤などの機械設備で各種の切削加工。
⇒ 組み立てやATP検査等の厳しい品質管理を経て笑顔の出荷。
妥協をゆるさない高品質なモノづくり
「さらに高い品質」の製品作りにこだわって
共栄合金鋳造㈱は、LR(ロイド)、DNV(ノルウェー)の船級協会認定工場で船舶用バルブと、JWWA((公社)日本水道協会)部品登録工場として水道用バルブ部品なども製造しています。
バルブテスト機、水圧テスト機を備え、不良率ゼロを目指した検査体制を敷いています。
環境面に配慮した粉じん集塵装置等の公害防止設備を早くから導入し、さらなる品質向上を進めて平成29年にはISO9001、ISO14001の認証を同時取得しました。
今後とも、安心・安全・確実な製品を提供し続けます。
社会の原動力、鋳物で暮らしを豊かにします
ものづくりはひとづくり、社会に貢献します
鋳物製品は生活のあらゆるシーンに存在し、安心・安全で豊かな生活になくてはならないものです。共栄合金鋳造は、製造職人技のデジタル化により、事業継承と技術継承の促進を図っています。
さらに、自社を生活価値創造企業ととらえ、独自の鋳造から機械加工、組立、検査までの一貫生産技術で基盤産業の発展に寄与し、豊かな暮らしに貢献します。
鋳造はオートメーションではありません。気温、湿度によって水の量などを調整して、砂型をつくり、湯を流し込み、一つひとつ加工しているのは職人です。
私たちは常に製造責任をモットーにものづくりに向き合える、そんな人を育てます。
企業概要
- 企業名
- 共栄合金鋳造株式会社
- 住所
- 〒579-8026 大阪府東大阪市弥生町5-9
- 代表者
- 廣川 明宣
- 創業年/設立年
- 1949年 / 1952年
- 電話番号
- 072-984-2588
- FAX番号
- 072-984-2589
- 企業HP
社長インタビュー(2022年)(https://www.m-osaka.com/jp/special/003910.html)
- 資本金
- 10,000,000円
- 受賞歴
- ISO9001:2015 ISO14001:2015
LR(ロイド)、DNV(ノルウェー)船舶協会認定工場
(公社)日本水道協会 部品登録工場