展示ブース:北館1F 11

大創株式会社ダイソウ カブシキガイシャ

主要製品

紙器・段ボール箱用 抜型

打ち抜き関連副資材

その他各種抜型

代表取締役社長

大塚 雅一

事業内容

資材も、機器も、工法さえも生み出す。抜型のスペシャリスト集団。トムソンの職人が創業者となり立ち上げた大創。抜型づくりも、資材開発も、自社で手がけるプロだからこそ、使用現場からの多彩なご要望にお応えできます。

製品・技術の紹介

紙器・段ボール箱用 抜型(各種抜型)

抜型づくり45年以上の実績

●平盤打抜き加工に必要な型をすべてサポート

大創による、抜型、落丁型、ブランキング型の生産性を向上させる品質には理由があります。
45年以上の抜型づくり実績、100種以上の自社製造部品、精密な図面製作をする専任のCAD設計者と品質管理者、使用現場の打抜き機の特徴に応じた型ごとの個別調整など。

大創の抜型は、作業効率の改善や、加工品質の高精度化、安全性の向上をサポートします。

1)紙器・段ボール箱用
 お菓子の箱から家電用品を梱包する段ボール箱まで、あらゆるパッケージの抜型を製作。
2)自動車部品用
 自動車を取りまく素材の多様化が進む中、内張りのスポンジやフェルトなど、多彩な素材を打抜くための抜型を製作。
3)軟包装用
 詰替え容器からスパウト容器の異形(変形)用の抜型を製作。

パッケージの折れ精度向上「Gテープ」

自社生産で海外へも販売展開

Gテープ

●国内シェアは7割
パッケージの打抜き加工で必要となる副資材。罫線折れ精度を向上させるのが、溝切りテープの「Gテープ」。板紙・段ボール用の規格品から特注品製作まで、幅広いニーズに対応。

誰でも簡単にワンタッチで取り付け可能。しかも優れた耐久性。数十万回の打抜きテストをクリアーし、通常で20~30万ショット、セット替えなしで連続50万ショットまで使用が可能です。

●豊富な種類と改善提案
Aタイプは板紙・段ボール用、Bタイプは段ボール用など、それぞれの用途に合わせて生産しており、お客様の要望での特注にも対応します。

使用中の溝切テープで問題があれば、溝切テープの設定、抜型、打抜く材料をトータルで診断し、改善提案をいたします。

打抜き関連副資材

打抜きに関するあらゆる副資材をトータル提案

●継続する技術革新

大創の歩みは、改良と創造の積み重ね。大創は、抜型の研究・開発への取り組みから、次々とアイデアの種を見つけ、打抜きに関する画期的な商品を世に送り出してきました。

大創がこれまでに取得した特許は18件、実用新案は10件(2015年12月現在)。その技術を活かし今や100種類を超える打抜き関連資材の製造販売に取り組んでいます。

●副資材の総合カタログ
2015年より副資材の総合カタログを発刊(不定期更新)。
営業マンだけではカバーしきれないお客様のウォンツを提供し、顧客満足度の向上に取り組んでいます。

キーワード

#トムソン型 #S4 #パッケージ #ビク型 #抜型 #抜き型 #溝切テープ #面切テープ #木型 #Gテープ #打抜き #打ち抜き #紙器 #段ボール箱 #平盤打抜き加工 #紙器・段ボール箱用抜型

資材・機器・工法さえ生み出す抜型のスペシャリスト集団

業務内容:もっと安全に、もっと簡便に

「大創」は紙や段ボールを取り扱う加工業に携わり抜型職人をしていた大塚攘治会長が、抜型が世間に出回り始めた昭和46年に「誰もが安全にかつ簡便に作業ができる抜型を作りたい」との思いから「大塚木型製作所」として創業した。
紙加工業において抜型は紙器の大量生産を可能にし、納期短縮を実現する利点がある。 抜型自体も保管が容易なため、紙器加工分野で普及している。同社には、月に2,000-4,000件のオーダーが入り、取引先は2,000社を超えるまでになった。

強み:打ち抜きのトータルコーディネーター

紙器加工業界では、抜型や資材などの単一商材を提供する企業が多いが、同社は打ち抜き加工に関して周辺資材も含めたトータルコーディネートで顧客の個々の要望に応える。現在顧客が使用している打ち抜き機の特性を十分把握し、作業する人が使いやすいと感じるように抜型を仕上げる。
ITを駆使した営業戦略も強みとしている。創業者である大塚会長は「これからは空中戦だ」とインターネットが一般に普及し始めたころからITを駆使した営業戦略を展開してきた。現在では国内外からウェブサイトを通じたオーダーも順調に増えている。

人材育成 :「魂を込めたものづくり」の伝承

「技術の大創」と呼ばれるべく、品質の向上と技術の浸透を図る目的で社内技術大会「D-1」を平成24年から開催している。課題に沿った抜型を製作し、仕上がり具合で優劣を決する。「魂を込めたものづくりを進めていきたい」と考える大塚雅一社長の想いがこもった大会で、「いつの日か同業他社ともやってみたい」と社外にも広げる夢を見る。
「深化・進化・真価・新価」という4つのシンカ(S-4)をキーワードに若手人材の育成にも注力する。創業者自ら想いを伝え、事業への理解と愛情を深めるとともに、若手のチャレンジ精神を啓発するのが狙いだ。全国展開する顧客のため、どの工場でも同じ品質の製品をつくれるよう"全体最適" を常に目指す。

今後の展望:展示会をきっかけに海外にも展開

国内需要は人口減少に伴い縮小傾向にあることを見据え、今後はアジア・欧州など海外展開を積極的に進めていく。現在、21ヵ国の23代理店と提携しており、今後は現在の中心商材である周辺資材だけでなく、抜型そのものも積極的に売り込んでいく。
平成28年には海外の展示会にも初めてチャレンジした。「確かな手応えを感じている」と大塚社長はグローバル展開に今後の成長を期待する。実際に東欧、南米、中東、アフリカからの引き合いも増えてきたという。強みであるITツールを駆使し、さらなる発展を目指す。

当社の歴史

会長である大塚攘治(じょうじ)がパッケージ加工業を経て昭和46年に独立、創業しました。社名の「大創」は「大いなる創造」が由来です。経営理念は「人間学の経営。夢企業の実現」。お客様の役に立てるよう、「雲竜のごとく人財の大創」、「独創技術のさらなる発展とオンリーワンで躍進する経営風土」を目指します。

主な事業内容

平盤打ち抜き加工向けの抜型製造、副資材の製造販売

主な取引先(納入先)

紙器・段ボールの製造メーカー、BOXメーカー、製袋加工業者

企業概要

企業名
大創株式会社
住所
〒574-0061 大阪府大東市大東町10-10
代表者
大塚 雅一
創業年/設立年
1971年 / 1979年
電話番号
072-875-2951
FAX番号
072-873-5008
企業HP

https://goo.gl/FjTewu

社長インタビュー記事(https://www.m-osaka.com/jp/special/001152.html

受賞歴
大阪ものづくり優良企業賞(平成29年度)
関西IT百選 2012年度優秀賞