展示ブース:北館1F 22

シャープ化学工業株式会社シャープカガクコウギョウ

主要製品

シーリング材

接着剤

防水材

代表取締役社長

村上 幹男

事業内容

シャープ化学工業(株)は、各種シーリング材や接着剤・防水材の製造・販売を中心に、工事関連商品の仕入れ販売、防水等工事の受発注・製品・商品の輸出入などを取り扱っています。

製品・技術の紹介

シーリング材・接着剤・コーキング材

環境への思いを、SKパウチ容器で実現

接着剤、シーリング材総合メーカーとして、社会に受け入れられる商品の開発をおこなってきたシャープ化学が、ついに環境対応容器SKパウチを開発しました。

従来のシーリング材、接着剤の容器は、使用後も減容化せずにそのまま捨てるしかなく、工事現場ではもちろん一般家庭でも大きな問題となっていました。

SKパウチを使用すると、ゴミの量が10分の1までに減らせます。またもともと使う資源の量も5分の1なので環境に優しい容器です。

それだけではありません。
その機能も高く、従来のカートリッジ容器では、手で作業することが不可能でしたが、SKパウチでは工具を使用しても手で押し出してもどちらでも使えます。

シーリング材・接着剤・コーキング材

この容器の基本デザインは平成13年度のグッドデザイン賞を受賞しました。

また、SKパウチに充填されている内容物もノンフォルマリン、ノントルエンの環境、健康に配慮した材料です。(国内及び外国特許出願中)

シャープ化学新商品ラインアップ

『メガハードワン』
コンクリートのひび割れ補修材。
硬化後硬いゴム状になるためフォークリフトの通る工場や倉庫のコンクリート床面のひび割れ補修に最適です。
また、土間目地に充填することでヒールの踏み抜き防止になります。

『もくもく補修材』
ログハウスやウッドデッキのメンテナンス補修材。
木部の腐食部補修、やビスによる穴埋め補修に最適です。
もくもく補修材の配合技術は阪急電鉄の鉄道補修にも採用されました。

『ヘンセイシースルーM』
変成シリコーンのクリア色。
普通のシリコンと違い塗装ができ、またシリコンでは発生してしまう外壁に使用した際の撥水汚染も起こりにくい。

『つかないシール』
剥がせるシーリング材。 硬化後ガラスや金属などの光沢面から剥がすことが出来ます。製造ラインなどでの一時的な仮止めなどにご使用いただけます。

『鉄道補修材』
鉄道のまくら木用補修材。
まくら木を補修しリサイクルすることで、今まで廃棄にかかっていたコストを大幅にカット出来ます。
さらにコスト面だけでなく廃棄物の量を減らし環境対策にも繋がります。

弾性接着剤-ダンセイボンド-

せっかく強力な接着剤で貼り付けても、パカッと剥がれた経験をお持ちじゃないでしょうか?

いくら強力な接着剤を使用しても、接着剤に弾性がないと熱膨張率が違うものを接着をしたり、接着面に衝撃を加えると剥がれてしまいます。

シャープ化学のダンセイボンドはステンレス板とコンクリートのような熱膨張の違うものの接着に最適です。

もちろん使いやすい一成分型です。

貴社のブランドをつけませんか!

新築、改修などに使用される接着剤、シーリング材の容器に貴社のブランド名を入れませんか?貴社のイメージアップすること間違ありません。

もちろん、材料の中身はシリコーン系、変成シリコーン系、ウレタン系など実績のあるシャープ化学の材料から選ぶことができます。

容器は、従来のカートリッジに加え、SKパウチのラインアップも加わりました。

さらに顧客のニーズに合わせ、色、特性などをオーダーメイドした材料のご提供も可能です。

一度、最低数量、技術的内容などをお問い合わせください。

キーワード

#シーリング材 接着剤 #コーキング材 #塗膜防水 #シール材 #パウチシステム #環境対応容器

省ゴミを世界に広めたい

廃棄物を10分の1にカット

シーリング材、コーキング材、接着剤等の製造・販売を手がけるシャープ化学工業。シーリング材とは、レンガやコンクリーブロック等を組んだりタイルを貼る際に、水密性や気密性を得るため、目地(部材の接合部)に充填する材料のこと。
同社はシーリング材のメーカーでありながら、省ゴミ容器の開発企業として業界で知られている。ありそうでなかった「使いやすくて環境にやさしいシーリング材容器」を考え出し、エコロジーな社会づくりに貢献している。平成13年にはグッドデザイン賞を受賞。平成20年3月にはヨーロッパパテント(欧州特許)を取得するなど、国内外で広がりを見せつつある。

同社が考え出した省ゴミシーリング材容器「SKパウチ」とは、チューブのようなやわらかい容器。シーリング材は建設分野等で多く使われるが、従来の容器は硬い筒型カートリッジだった。だが膨大なシーリング材を使うビル建設現場などでは、これらが容器ゴミとして大量発生してしまい、多大な廃棄物処理量につながっていた。ここに着目したのが同パウチ だ。使用後はつぶして小さく廃棄できるよう、シャンプーの詰め替え容器に使われるようなパウチを産業用に改良。廃棄物量を10分の1に抑えるという画期的なゴミ削減効果をもたらした。
「容器を発売したのは8年前になりますが、このころ世の中はISO14001(国際環境規格)ブーム。当社としても、何か環境関連の商品を開発しないと、という必要性にかられていました」と村上幹男社長は振り返る。当時、すでに省ゴミ容器は他社から発売されていたが、市場では「使い勝手が良くない」との声が挙がっていた。その声を敏感にキャッチし、工具や手を汚さない容器に仕上げたことが、市場に受け入れられるきっかけとなった。

即断即決力で海外市場を切り開く

シャープ化学工業では、特許を取得し、知的財産を守りながら製品をPRしていく営業手法も展開。これが功を奏し、最近では玩具メーカーから「同パウチを使いたい」という依頼が寄せられ、実際に大ヒット玩具の一部として売り出されている。
商品開発力、特許を有効利用する経営戦略もさることながら、営業マンが持ち帰った取引先の声や要望を、いち早くものづくりに反映する「即断即決力」も、中堅である同社の強み。この素速さが、塗装の工期短縮に役立つ速硬化シーリング材「ペイントヘンセイ」や、暗がりで光る避難誘導用シーリング材「ホタルコーク」等、今までにない商品を次々と生み出している。
今後は、特許によるライセンスビジネスを視野に入れながら、海外の中小企業とも連携しつつ、国際市場への進出にも力を入れていくという。
「私自身、海外企業に勤めていた経験があります。それを活かしながら、今まで大手に先手を取られていた分、これからは当社が『市場を創るパイオニア』になりたいですね」と社長は笑う。

主な事業内容

シーリング材・コーキング材・接着剤の製造・販売 等

企業概要

企業名
シャープ化学工業株式会社
住所
〒592-8352 大阪府堺市西区築港浜寺西町12-1
代表者
村上 幹男
創業年/設立年
1960年 / 1965年
電話番号
072-268-0321
FAX番号
072-268-0326
企業HP

http://www.sharpchem.co.jp/

社長インタビュー記事(https://www.m-osaka.com/jp/special/000169.html

資本金
92,000,000円
受賞歴
大阪ものづくり優良企業賞(平成20年度)
ゴールド・エコテック
さかいフロンティア認定
堺環境チャレンジ企業認定

ISO9001認証取得

<MOBIOの一言>
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