展示ブース:北館2F 88

株式会社岡本製作所オカモトセイサクショ

主要製品

水栓機器部品

給湯器部品

ガスメーター遮断弁部品

代表取締役

東口 勝紀

事業内容

(株)岡本製作所は創業以来50余年、ガスと水を相手とした給湯器分野の制御技術の開発・研究に取り組んできました。現在ではマイコン付きガスメーターの安全システム・遮断弁、建設機械・鉄道車両用の高圧バルブ製品などそれぞれの分野で皆様に高い評価をいただいております。

製品・技術の紹介

NC複合加工機による切削加工製品

精密切削加工技術を基軸に精巧で高品質な製品を提供

NC複合加工機・六軸自動旋盤・NC旋盤・マシニングセンタ・平面研磨機等の加工設備による精密切削加工技術を基軸に、伸鋼材を中心に鍛造品・平面研磨・ロー付・メッキ・アセンブリ等のニーズにも対応しています。

その用途は多岐にわたり、ガス給湯器・ガスコック・高圧バルブ・水栓機器等の機構部品・ガスホース継手を提供しています。

また特に精巧な品質を求められるものとして、ガスメーター内臓のガス漏れ対策用遮断弁に使われる接点部品・タッチパネル式のガステーブルの火力制御用の弁・自動車のABS制御装置のセンサー取付板・プラズマ光線による最大25mmまでの厚板切断機の先端ノズル等は、いずれも面粗度、平面度が1µm~3µm以下の精度に応えています。

ガスメータ内臓遮断弁の接点部品

主に家庭用のガス使用量の検出のためのガスメータに内臓されていますガス漏れ対策用の遮断弁に使用されている部品です。人命の安全に関わる重要部品として、品質維持に心掛けています。

材質は、電磁ステンレスという特殊材で、複合NC加工機にて切削加工しています。

ガスシール部の面粗度3.2S以下・平面度1µm以下の精密部品です。

タッチパネル式ガステーブルの火力制御弁

タッチパネル式ガステーブルの火力制御部品で、ガスの流量調整と開閉のためにステッピングモータと連結して作動します。

材質は黄銅の異形棒材から複合加工機にて切削加工します。

ガスのシール性を維持するため、表裏の両面ともに面粗度3S以下・平面度2µm以下が求められます。

キーワード

#ガス器具部品 #ホース継手 #コック付属部品 #ガスメーター遮断弁部品 #棒材切削加工 #鍛造切削加工 #研磨加工 #ロー付け加工 #ろう付け #特殊材切削加工 #六軸自動盤 #NC旋盤 #マシニングセンタ #水栓器具部品 #金属部品加工 #精密切削部品 #電磁ステンレス

ガスと水を相手に洗練された高精度な切削加工技術

業務内容:主要設備を駆使し効率的な加工を実現

水栓器具やガス器具を構成する各種金属部品の切削加工をメインに手掛ける。素材は真ちゅうを中心に一部ステンレスや鉄系鋼材など。基本の棒状材料に加え、鍛造による異形素材など広範な加工を行う。対象物の材質や形状により6軸自動旋盤やNC旋盤、マシニングセンターなど主要設備を駆使し効率的かつ高精密な加工を実現している。さらに市場は音響製品向け部品や建設機械、鉄道車両向けなど多岐に渡り、特殊光源向けプロジェクターランプのソケット部など新規分野の加工要請にも培った切削・転削加工のノウハウや技術力で応えている。

強み:業界に先駆け高質な量産加工体制を確立

昭和33年の創業以来、切削加工一筋で培ってきたノウハウと技術力が最大の強み。新機能を備えた最新鋭設備をいち早く整え、材料メーカーや納入先と連携した技術革新で市場の期待に応えてきた。中でも約40年前、棒状材料の自動加工化に着目。業界に先駆け、カム式6軸の自動旋盤を導入し効率的かつ高品質な加工体制を実現した。その後、ステンレス素材を削るためNC化へ業容を拡大。大量生産から1個だけの単品加工まで、個数にかかわらず品質・価格・納期で満足を提供している。

人材育成:技能検定やQC検定の促進で技術者を育成

蓄積されたノウハウと技術力を発揮しQCD(品質・価格・納期)で顧客に満足を与える提案型ものづくり企業を目指す。そのため技術者育成を重要テーマに掲げ、社員に機械加工の数値制御に関する技能検定やQC検定への挑戦を促進。自身の技術レベルを把握させ、課題や努力目標を明確化し技能向上を図る。一方、社長が率先し汎用旋盤など機械の仕組みを徹底して理解する取り組みを実践。機械が数値制御され職人技を必要としない状況下、社員に加工の基本や仕組みを認識させることで、技能伝承および加工品質を確認する目を養っている。

今後の展望:新鋭設備導入で新規分野への提案力を強化

技能検定など第三者による評価システムを社内で定常化させ技術の継承と維持向上を目指す。一方、平成24年度補正予算による補助金制度を活用し新たに5軸旋盤を導入する。鍛造以外では製作できなかった複雑な形状や特殊な材質の試作品を、新鋭設備と既存のノウハウを駆使し切削で作る計画。製作スピードの向上と形状変更への対応力を特性として打ち出し、多様化する顧客ニーズに応える。とくに航空機や原子力関連など、成長市場の改革を柱に異業種・異分野への提案力を強め裾野の広い事業展開を図っていく。

当社の歴史

昭和33年、岡本健三郎氏(現会長)が東大阪市中小阪に「岡本製作所」を個人で創業。事業拡張により事業所を移転、昭和45年に現在地で事業を継続。昭和47年に法人化。昭和60年八尾工場を設立。平成20年、代表取締役に東口勝紀氏が就任しています。

長年蓄積された技術を強みに、QCD(品質・価格・納期)で満足頂ける提案型ものづくり企業です。

主な事業内容

ガス器具、水栓器具部品を中心とした金属部品加工および製造販売

主な取引先(納入先)

ガス・水栓器具・高圧バルブ・特殊照明器具メーカーなど

企業概要

企業名
株式会社岡本製作所
住所
〒578-0932 大阪府東大阪市玉串町東3-5-18
代表者
東口 勝紀
創業年/設立年
1958年 / 1972年
電話番号
072-961-1234
FAX番号
072-965-6793
企業HP

http://www.okamoto-ss.jp/

社長インタビュー記事(https://www.m-osaka.com/jp/special/000108.html

資本金
20,000,000円
受賞歴
大阪ものづくり優良企業賞(平成25年度)

ISO9001認証取得、ISO14001認証取得