展示ブース:北館1F 64

豊中計装株式会社トヨナカケイソウ

主要製品

製造業のDXを支える、ローカルDXシステム

省配線で簡単な工事・多重伝送の、ユニバーサルライン

省配線化の機器、システムの開発製作

代表取締役

小谷 勝也

事業内容

豊中計装株式会社は、各種センサーや各種の情報と伝送技術の融合をベースに、IT機器等と組合せたものを創造しています。
ノイズに強く長距離の伝送が可能なユニバーサルラインをベースに、ローカルDXシステムなど「Iot@配線革命」を実現しています。

製品・技術の紹介

「Iot@配線革命」が可能なユニバーサルライン

省配線の多重伝送(ユニバーサルライン)で工場、施設の情報の「見える化」

台湾新幹線

●ユニバーサルライン
電気の積算信号、接点信号、アナログ信号を1対(2本)の電線で混在して自由に伝送。
長距離、広域の多点の信号伝送を時分割多重伝送するもの。
ノイズに強い特色を買われて、台湾新幹線の変電所の監視にも使われています。

ユニバーサルライン・用途別の使い方

伝送距離が長ければ長いほど省配線の効果が上がります。

またこの省配線多重伝送ユニバーサルラインは配線方法の制限が一切無いため、配線レイアウトが自由にできる使いやすいシステムの構築が可能になります

工場内の稼働監視・設備監視・進捗監視を行うシステムにも使用可能

使用例

工場機器総合監視システムは、工場内の各種設備監視を行い、各種情報(稼働監視・進捗監視など)を管理することにより、設備のメンテナンスをスムーズに行うことができるシステムです。
例えば設備・機械・製品の温度計測、機器の稼働時間(稼働監視)や電力量などを有機的に設備監視(設備管理)、記録することでメンテナンス対応を効率よく行うことが可能になります。

1)少ない配線で多点の監視、制御、 計測に!
2)省エネルギー管理に!
3)工場設備、機器の一元管理に!
4)電力管理 や サブ変電所の管理に!
5)多点も温度計測、湿度管理に!
6)無線、LANとの組合せでシステムの拡張に!

製造業のDXを支える【ローカルDXシステム】

スムースな導入を実現する 「ボトムアップ」と「トップダウン」の融合

製造業のDXの目的は、
生産性・品質の向上、
リードタイムの短縮、
労働環境の改善などが挙げられます。

この目的のために現場情報を「デジタル化」して
「収集」「見える化」「共有」が可能となるシステムです。

現場情報を見やすく共有できるので、スムーズにDX推進ができます。

●ローカルDXシステムの6つの特徴

1)クラウド、サーバー不要でシステム構築可能
2)リアルタイムに現場生データの有効利用可能
3)ひとつのシステムで複数の管理可能
4)ワンストップで企画から運用まで可能
5)長期の安定運用可能
6)既存サーバーシステムとの高い融合性

ローカルDXシステムで行うDX推進の手順

手順1. 【現場情報をデジタル化-収集】デジタル(接点)信号を自動でパソコンに取り込む      
      最新NC機器、半自動作業、全手動作業、昭和の機械といったありとあらゆるものから
      情報収集することから始めます。

手順2. 【現場情報をデジタル化-蓄積・見える化・共有】自動グラフで情報共有する
      計測監視ソフト「マルチグラフモニター」を運用しているパソコンに
      生データを取込み

手順3. 【DXの目的達成のための評価・改善】現場情報を分析し改善する

手順4. 【DXの目的達成のための計画】計画を立てて実行する

キーワード

#配線 #多重伝送 #配線システム #多重伝送システム #監視盤 #遠隔監視システム #設備 #鉄道 #携帯電波 #省配線システム #ユニバーサルライン #個別監視システム #制御システム #監視システム #温度管理システム #汎用電線使用

省配線伝送の監視システム

業務内容: 少ない配線で複数信号の伝送が可能

豊中計装の多重伝送機器「ユニバーサルライン」は、少ない配線で複数の電気信号を送ることができる。業種は問わず、鉄道から生産現場、大型商業施設など各種設備のトラブルや温度監視といった信号を伝える監視システムに多く採用されている。ユニバーサルラインを用いることで、わずか2本の電線で最大256点のオン・オフ信号、最大2000点の計測信号を長距離でも送信可能になる。配線が大幅に減るため、工事コストも低減できる。

強み:電線を問わず長距離伝送が可能

一般的に伝送速度は大量のデータを高速に送るためメガ(100万)、ギガ(10億)と早くなる一方。ところが同社のユニバーサルラインの時分割多重伝送では、「あえて通信速度を抑えている」と小谷勝也社長は語る。変化を感知する遠隔監視では毎秒500ビット程度の情報量でも有益な情報となるからだ。伝送速度を抑える事は利点も多い。既設の電線が使用可能で配線形態も自由だ。電気的なノイズに強く、長距離伝送が中継器なしでも可能。システム導入後に点数を追加したい場合でも簡単に追加できるなどだ。ユニバーサルラインの設置は、ユーザー側で難なくできる。このため、同社で設置する事はほぼなく、遠方のユーザーでは、顔を合わせた事がないケースもあるという。

広がる用途:携帯電波網により遠隔監視

鉄道、高速道路、製造現場、大型商業施設など業種を問わず、異常検知から温度計測、監視など、センサーさえ変更すればユニバーサルラインの利用範囲は広がる。LANとユニバーサルラインを組み合わせた伝送や携帯電波網「FOMA」を利用して遠隔監視できる装置も開発した。また携帯電波網の活用により、山間部など電線のない場所での利用も広がる可能性がある。さらに近年では、直流24ボルトの電源と複数の信号を2本の電線のみで長距離伝送可能な「スマートパワー24」を開発している。原理は時分割多重伝送だ。

今後の展望 :メガソーラーのパネル監視需要が増加

監視用途では、幅広い分野での活用が見込める。人員が限られていることもあり、販売先を一挙に広げるのも難しい。ただ、最近では、メガソーラー(大規模太陽光発電所)のパネルの故障箇所監視のための需要が高まっている。大規模なほど使うパネル枚数も増える。直列で複数パネルをつなげるストリング監視の需要は高まると見ている。今後、買い取り価格が下がるなかで、売電収入を確保するためには、確実に発電させる事が欠かせないためだ。とはいえ、メガソーラー向け需要は一時的なもの。基本的に、システムを違う薬種へと展開する水平展開を中心に据える。

当社の歴史

創立当初は「盤屋」といわれる組み立てを中心とした下請けの仕事でした。徐々に独自の伝送システムを開発、監視システムとしての用途を確立した。鉄道、高速道路、生産現場、大型商業施設などで各種設備の監視に使われています。

他社にはない技術を駆使し、いつまでも使える役に立つものづくりを目指します。

主な事業内容

省配線多重伝送をベースとした遠隔監視システム開発

主な取引先(納入先)

電気設計、施工会社、電設商社、電力、鉄道、高速道路、製造業など

企業概要

企業名
豊中計装株式会社
住所
〒561-0841 大阪府豊中市名神口3-7-13
代表者
小谷 勝也
創業年/設立年
1976年 / 1988年
電話番号
06-6336-1690
FAX番号
06-6333-2451
企業HP

https://toyonakakeisou.com/

資本金
10,000,000円
受賞歴
大阪ものづくり優良企業賞(平成25年度)

特許取得