MOBIO-Cafe開催案内

【MOBIO-Cafe】2023/02/03(金) 14:00〜 16:30

東大阪で全部できる! 試験・検査機関大集合セミナー

≪主催≫MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)

≪共催≫東大阪市

 

ーそれぞれの特徴を知れば、貴社に必要なパートナーが必ず見つかりますー

 

ものづくりのまちとして知られる東大阪には、それらの企業活動を支えるたくさんの試験・検査機関が拠点をおき、それぞれの特徴を活かして地域に貢献しています。


今回はそのうちの5つの機関が集合し、提供しているサービスや得意分野をご紹介するとともに、各機関を利用することが皆さんにとってどのように役立つかをお伝えします。


それぞれの特徴を知って、貴社の事業展開・課題解決に必要なパートナー機関を見つけてください!

【参加機関】

東大阪市立産業技術支援センター    ・化学研究評価機構(JCII)

化学物質評価研究機構(CERI)    ・日本品質保証機構(JQA)

日本文化用品安全試験所(MGSL)


【日 時】2023
23日(金)14:00~16:30(13:30受付開始)

      ◆ 各機関からの発表(14:00~16:00) ◆ 個別相談・名刺交換会(16:00~16:30) 

【場 所】クリエイション・コア東大阪 南館2階 産学連携オフィス セミナールーム

【定 員】会場参加:20名(先着順・要事前申込)

【対 象】中小企業等

【参加費】無料
【申 込】以下のURLからお申し込みください。

https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=39478

【問合先】MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)担当:山田、佐々木

     TEL:06-6748-1054 E-mail:mobio_gijyutsu@obda.or.jp


【発表詳細】

発表機関(1):

東大阪市立産業技術支援センター

地域企業の皆様の「技術の地域診療所」
技術相談、試験研究機器の利用、研究会・技術セミナー開催等の業務を実施

タイトル:

電子線三次元粗さ解析装置の活用について

表面粗さは、測定対象の加工精度を表すパラメータであるとともに、嵌合、摩擦、摩耗、密着性、光沢、触感など製品の仕上がりや外観、使い心地にも関わる重要な特性の一つです。弊所の電子線三次元粗さ解析装置(SEM3D)は走査型電子顕微鏡に4台の二次電子検出器を備えたもので、ナノメートルオーダーの表面粗さおよび3次元計測が可能であり、鏡面・平滑面、微細溝などの形状・粗さ解析を得意としています。また付属のエネルギー分散型X線分析装置による元素分析も可能です。SEM3Dは市販の汎用機器ですが、開放により利用可能な施設は全国的に見てもわずかです。今回は、SEM3Dを用いた、身近な材料、製品の表面粗さ等の計測事例やねじの破断面観察、分析への活用実績をご紹介します。


発表機関(2):

化学研究評価機構(JCII) 高分子試験・評価センター

厳正・公平・守秘をモットーに高分子(プラスチック)材料及び製品の普及、品質向上並びに品質管理のために試験・検査業務を専門に長年の経験と実績をもった試験所として広く社会に貢献

タイトル:

プラスチック材料からの試験片成形と物性試験のワンストップサービス

プラスチックの基礎物性の評価を目的として、射出成形による試験片作製を受託しております。

JIS(ISO)やASTM規格に準じて、プラスチックの成形から基礎物性の評価までをワンストップで行うことにより、プラスチック材料のさまざまな工業部品や日用品、雑貨等の要求仕様の確認や材料の選定等の際に活用できます。

今回は、このワンストップサービスについてご説明いたします。


発表機関(3):

化学物質評価研究機構(CERI)

「人と化学と環境の調和、それが私たちの仕事です」
中立公正な立場で化学物質と化学製品の評価及び管理に関する最良のソリューションを提供し、人と化学と環境が調和した安全・安心な社会づくりに貢献

タイトル:

火災の発生と拡大の危険性を合理的に把握する危険物判定試験(第二類,第四類について)

消防法に定められる「危険物」には様々な物質があり、反応する相手を酸化させる物質(第一類)や、炎によって引火しやすい固体(第二類)など一類から六類までに分類されます。
また危険物による火災の発生と拡大危険性を合理的に把握するため、危険性の性質に応じて分類ごとに試験方法が定められています。
私たちの生活に身近な危険物で、火災の直接的な原因となりうる危険物第二類(可燃性固体)、第四類(引火性液体)についてどのように細分化されるのか(試験の流れや試験方法)、また細分化後どのような管理が必要かを説明いたします。


発表機関(4):

日本品質保証機構(JQA)

「見えない価値を 見える証に」
公正・中立な第三者機関として、マネジメントシステム・製品・環境などの試験、検査、認証を実施し、社会の皆さまに「安全・安心」と「信頼」を提供

タイトル:

モノづくり企業における計測管理と品質マネジメントの重要性

私たちの日常の暮らしに欠かせないものから、次世代をリードする最先端技術まで、幅広い技術をもつ企業が東大阪周辺には集積しています。企業の競争力強化には、これらの技術を活かした「良いモノづくり」が絶対条件ですが、その実現には何が必要でしょうか?
答えはたくさんあると思いますが、その一つとして、現場の品質管理、特に計測管理プロセス(計測器の選定、購入後の管理、定期的な校正といった一連のながれ)の強化は重要なポイントではないでしょうか。
また、「良いモノづくり」を継続的に実施していくためには、現場を支える体制整備、知識や技術の伝承など、組織全体での品質マネジメントの視点が求められます。
JQAは各種計測器の校正・計量器の検定や、ISO9001をはじめとするマネジメントシステムの審査・認証、電気製品・医療機器の認証・試験、JISマーク認証などで国内最大級の実績を誇る公正・中立な第三者認証機関です。
今回は認証機関の立場から、ISO/IEC17025にもとづく認定校正や、ISOマネジメントシステム認証の最新動向、及びこれらを組み合わせて「良いモノづくり」を支える車の両輪と捉える考え方についてお話しします。


発表機関(5):

日本文化用品安全試験所(MGSL)

永年の検査実績に基づくノウハウと、優れた熟練検査員の技術力、そして最新の設備・検査機器類を保有し日用生活用品の安全性確認する試験・検査等を通じて社会に貢献

タイトル:

ガラスの破損解析、異物調査

壊れた製品には改善に役立つ多くの情報が含まれています。また、製品破損によるクレームでは、製品欠陥か、誤使用かによりその対応が大きく異なります。本セミナーでは、日本文化用品安全試験所のガラス製品試験センターが実施しているガラスの破損原因調査と異物調査について、過去の解析事例を紹介しながらご説明いたします。