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ものづくり企業の次の一手は? 毎号6つの旬な記事で熱い「変革と挑戦」を紹介するモビロク。
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海外でも高い評価を得るCOMブランド。進化し続ける業界のパイオニア。

どんな商品でも、帯がかかっていると安心感がある。それは未開封の安全性や、整えられた美しさが丁寧につくられた証に思えるから。そんな日本人の気質にフィットした帯掛け=帯束の機械を専門に製作するのが、大洋精機だ。
創業以来34年、印刷、食品、医療などの業界ニーズに合致した、卓上型から床置きハイスピード型までの各種自動帯束機を開発・製造してきた。「最近需要が増えてきたのは食品関係」と営業部の芝田弘部長。食品分野において、デザイン性やエコの観点からパックの惣菜やお弁当のピロー包装の代わりにフイルムテープで巻かれた物を目にする。これには、同社の帯束機が多く使われている。豆腐などに使える耐水仕様のステンレスタイプや、1,200mm幅のダンボールに帯掛けする大型機など、顧客の要望に対応しながら、ラインナップも充実させてきた。
また海外では「COM-machine」のブランド名で広く知られている。80年代に、海外での可能性を探るべく大阪の国際展示会に出展。そこに訪れたドイツの大手包装機材業者が着目し、ドイツの代理店を通じて、自動帯束機「COM-machine」を販売するや、ヨーロッパで爆発的な売り上げを記録したという。最近はアジアでの販売網も広がっており、アフリカや南米などからの引き合いもある。
昨年6月には、本社隣接地に板金工場を稼働させた。レーザー・タレパン複合機を導入し、複雑な板金部品を自社で加工、さらなる生産効率の向上を目指している。

大洋精機株式会社
http://www.com-machine.co.jp/
大東市氷野4-3-7 TEL 072-873-3739

紙テープ専用のJD-240型。独自の特許取得技術がテープ詰まりを完全解消。デスクトップタイプなので場所をとらず、移動も容易

紙・フィルムテープ兼用のWAS-250型・400型。150mmの幅広テープが使えるモデル。印刷テープの位置決めが可能な自動帯束機を製造するのは、全国でもここだけ