MOOV,press

MOOV, press vol.08

vol.08|2014.01.23

「ものづくりビジネス環境ナンバーワン!をめざして」
「大阪版エコノミックガーデニング」で、進取の気性に富む中小企業が長生きして繁栄するように応援する

エコノミックガーデニングは、米国コロラド州リトルトン市という人口5万人の町から始まった。企業誘致に頼らず地元企業が成長する環境をつくるという地域経済活性化策だ。リトルトン市では、エコノミックガーデニングに取り組んだことにより、1990年から2005年までの間で就業者数が役1万5千人から3万5千人に増加、市の売上税収入も3倍になった。この「リトルトンの成功」を日本に紹介し、エコノミックガーデニングに取り組む地域を支援しているのが、拓殖大学教授の山本尚史氏。今回のMOOV,press巻頭特集では、同氏を招いて、フォーラムを開催し、公開で収録を行った。また、第2部では、「地元企業の成長、地域貢献のための産学連携とは」と題し、大阪の産学公の関係者によるパネルディスカッションを開催。地域経済を活性化させる最も効果的な政策は何か、地域のものづくりビジネス環境の決め手になる産学公の連携はいかにして可能かといったテーマで語ってもらった。