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いつでも常夏!MOBIOの常設展示場

200社以上のものづくり企業の「実物展示」でいつもアツい!

ちょいちょい変えて集客アップ!
空間デザインの専門家が出展ブースにアドバイス!

ご参加いただいた皆さま(写真左から)
武島 幸蔵社長
(有限会社進功ブラスト工業所)
畑 浩基社長
(畑ダイカスト工業株式会社)
丸山 和俊社長
(株式会社伸和鉄工所)

吉永:今日はお忙しい中、企画にご参加いただき、ありがとうございました。早速なんですが、展示変更に際して最低限、この部分は説明したいと思っていたことはありますか? また、今回の展示変更でどれくらい達成されたとお感じでしょうか?
武島:できた!と思ったら緊急事態宣言。お披露目とかやろうと思っていたことが全部飛んでしまって、腰が折れてしまいました。とはいえ、展示ブースはテーマによって随時更新するとのが良いのではないかと言う思いがあります。当時(展示変更した2年前)は、ブラスト加工を伝えやすく表現したいという事がありました。なので、あの展示が正解だと思っています。ちなみに、マンガチックなものにして欲しいと言ったのは私なんですよ(笑)!ただ当時と今ではまた状況も変わってきたと思うので、平常時に戻ったらまたリニューアルしないといけないのかなと思っています。(笑)
畑:展示に関して個人的には、会社の説明などはモビオの皆さんに説明してもらったら充分だと考えていて、「ここにこんな会社があるよ」と、いうくらいの伝え方であれば良いかと思っています。詳細な技術などは展示で見せる必要もないかな、と考えています。
丸山:弊社は大物の金属加工を行なっていますが、何の仕事をしているのか伝えるのが難しく、何か工夫しないといけないと思っていました。そんな時、進功ブラストさんの展示を見て良いなと思い、面白くてわかりやすい、触りたくなるような展示をやってみようと思いました。原寸大の展示物は発泡スチロールで作っています。今までにない発想でできました。
武島:展示会に出展した時は、周りの出展ブースを見て気付く事もあります。なので、その気付きを活かして展示会のテーマを決めたりします。
畑:僕はモビオさん頼りで。(笑)めちゃくちゃ、ちゃんと説明してくれますからね。
※モビオの展示場では申し出があった時に専任コーディネーターが説明している。予約来館も随時来館も可。
吉永:外部のデザイナーなどに依頼するとき気をつけることはありますか?ものづくりに詳しい方であれば、ある程度、安心感はあるんですが、そんなに知らない人もいます。そう言う部分で、伝えたいことが伝わらないなど意思疎通が難しいところもあると思うんですが。
丸山:私のところはやはり、実際現場を見てもらうようにしていますね。来てもらうとやっぱり印象が変わる方が多いです。社名に鉄工所と入っているので、イメージされているのとは違うと思います。
武島:工場の仕事って人に伝えるのは難しい。百聞は一見に如かずと言うか、現場に来てもらわないとやっぱりわからない。でも、技術の全てを公開するのは躊躇う。そこで、モビオさんなどにアドバイスいただいて、「技術の全てを見せなくても、伝わる方法」を発信していかないといけないのかなと思います。
(広報でどこを切り取るか、どこまで見せるかはなかなか難しいと言う話から)
畑:僕は何でも見てくれと言うスタンスです。それで他社ができるようになるとは思わないし、今はどこも凄い技術があると思うので、最終的に人の感性でしか差はないと思っています。情報はオープンにしていかないと、逆に自社がすごい仕事をしていると言うことに気づかないことも多い。それは業界の衰退につながるんじゃないかと思っているんです。

※最終的に1時間半程の座談会、その一部を切り取っています。ウェブ広告の話や若い人たちの話、万博の話など、業界全体の話からもっと広い日本全体の話まで広がっていきました。展示だけではなく、広く広報の一環としてモビオをうまく利用していただけましたら、皆さまの お力になれると思います。どうぞこれからもよろしくお願いします。